【新型コロナ】横浜市の第1回ワクチン予約、受け付け終了 3日に中断も

 高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの集団接種を巡り、横浜市は6日、電話と専用サイトによる予約受け付けを同日午前9時に再開し、約45分後に終了したと発表した。予約枠の上限に達したためで、次回の予約受け付けは10日午前9時から開始する。

 市健康福祉局によると、今回の予約は80歳以上の約34万人が対象。17日~6月6日の間に接種する7万6509人分の予約枠を設けていた。

 当初は5月3日に予約を開始したが、1分間に約200万件という想定の2倍のアクセスが集中してシステムに不具合が生じ、わずか45分間で中断。予約できたのは約2600人分にとどまった。対策を講じて再開した5日は約7万2600人分を受け付け、6日は残りの約1300人分を受け付けたという。

 市によると、5月下旬には病院や診療所での個別接種を開始する。担当者は「段階的に接種規模を拡大していくので、慌てずに予約してほしい」としている。

 予約を済ませたが都合が悪くなった場合は「横浜市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター」でキャンセル手続きを行う。

 同コールセンター=フリーダイヤル(0120)045070。受付時間は午前9時~午後7時(土・日・祝日含む毎日)、8カ国語に対応。ファクス050(3588)7191=耳の不自由な方の問い合わせ。

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