きょうは北日本では広く晴れて、夏のような暑さとなる。
北海道でも25℃以上の夏日になる所がありそうだ。
一方、東日本や西日本は前線の影響で雲が広がりやすく、太平洋側を中心に雨が降る所がある見込み。
北海道が暑い 真夏並みの所も
北日本は広い範囲で晴れて、気温が高くなる。
特に北海道は西よりの風が山越えして吹き降りるフェーン現象も起こることが予想され、真夏並みの暑さになる所もありそうだ。
最高気温は網走で26℃と夏日予想で、帯広は24℃、札幌でも23℃まで上がり、6月下旬から7月下旬並みとなる見込み。
また、青森や秋田でも24℃まで上がって、夏日に迫る気温となりそうだ。
東・西日本は太平洋側中心に雨 激しい雷雨も
本州の南海上では前線が北上するため、東日本や西日本では雲が広がりやすくなる。
特に太平洋側ほど厚い雲がかかり、前線に近い沿岸部を中心に雨の降る所がありそうだ。
九州や四国は午前中から、東海や関東では午後ほど雨雲がかかりやすい見通し。
今のところ、まとまった雨雲は海上が中心となりそうだが、奄美や九州南部では雷を伴って激しい雨が降る所があり、土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷、突風などに注意が必要だ。
また、雨雲が予想より北上すれば、雨の範囲が広がる可能性がある。
日中の気温は比較的、晴れ間が多そうな日本海側ではきのうより高く、25℃を超える所がありそうだ。
一方、太平洋側はきのうほど上がらず、22℃前後となる見込み。
(気象予報士・多胡安那)