Googleが絶滅の危機に瀕した言語を保護するためのクラウドソーシングツールを発表

世界中で、多くの言語が話されています。私達の多くは、テレビで観たり、映画や音楽で聞いたり、自分の周囲で聞く、より一般的に使用されている言語は知っているかもしれません。しかし、地球全体では何千もの言語が話されているのをご存知でしたか?

実際には、何千もの言語が存在するだけでなく、絶滅の危機に瀕していると見なされている言語も何千とあります。これらの言語が忘れられないように保存するため、Googleは「Woolaroo」プラットフォームを立ち上げ、これらの言語を保護しようと試みています。以前から、Googleは絶滅の恐れがある言語の保護に取り組んできましたが、今回のWoolarooはその拡張版です。

ただし、これまでと違うのはそれがクラウドソーシングされていることです。つまり、Googleが単独で取り組む代わりに、Woolarooはクラウドソーシングを利用するので、その言語を話すコミュニティのメンバーがそれを編集したり、発音を改善したりすることが出来ます。その結果、未来の世代は特定の単語がどのように話されるのか、どんな意味なのかを理解出来るようになります。

Googleによれば、現時点でWoolarooは、ルイジアナクレオール語、カラブリア・ギリシャ語、マオリ語、ナワト語、タマジット語、シチリア語、徳靖チワン語、ラパヌイ語、イディッシュ語、ユガンベ語といった、世界中の10個の言語をサポートしています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら

The post

Googleが絶滅の危機に瀕した言語を保護するためのクラウドソーシングツールを発表

first appeared on

Ubergizmo JAPAN

.

© ティー・クリエイション株式会社