ネイマール フランスメディアから批判殺到

フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(29)が、フランスメディアからの批判にさらされている。

昨季の準優勝のリベンジを果たすべく、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を狙ったパリSGだが、準決勝でマンチェスター・シティ(イングランド)に敗れ、2年連続決勝進出はならなかった。
ネイマールは準決勝で不発だっただけに〝戦犯〟となるのは自然な流れだ。

同国紙「レキップ」は「自分の長所を生かせず、度重なるボールロストや制度の低いパスをはじめ、無謀なプレーなどリスクのある選択が目立った。(マッチアップした相手の)DFカイル・ウォーカーに対しては、ドリブルで全く違いをつくれなかった。失望しかない」とこきおろした。また「フランスフットボール」は「自己中心的。彼ははすべてを自分一人でやりたがっていた」と断罪した。

本人は自身のインスタグラムで「負けたことはとても悲しいが、チーム全員がベストを尽くしたことを誇りに思う。残念ながら、我々のベストは十分ではなかったが、もっと進化しなければならない」とコメント。敗退の責任を感じているようだが、フランス国内で批判が高まれば、〝移籍熱〟まで高まってもおかしくはない。

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