栃木県内36人感染、1人死後に陽性判明 変異株4人確認 新型コロナ、7日発表

県内の新型コロナウイルス感染者数

 県と宇都宮市は7日、新たに計36人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち1人は県内の自宅で6日に死亡し、県警による死後の抗原検査で陽性が判明したという。県内の累計感染者数は5520人。死者は計72人となった。また、これまでの感染者のうち4人が変異株だったことも確認された。県公表の変異株感染者は計162人となった。

 変異株感染は20~50代の男性4人で、うち1人は県外在住。いずれも変異株「N501Y」が検出された。

 新規感染者は10歳未満~70代の男女。居住地別では宇都宮市9人、栃木市7人、日光市、真岡市各5人、下野市、芳賀町各2人、鹿沼市、小山市、那須塩原市、矢板市、高根沢町、茨城県各1人。

 クラスター(感染者集団)が発生した上三川町の病院では新たに患者1人の感染が判明し、全体で51人となった。

 県と宇都宮市は7日、計188件検査(委託分は未集計)。累計検査件数は22万877件、退院者5278人、入院者129人、宿泊療養者44人、自宅療養者21人、入院調整中26人、重症者は2人増えて計6人。

県内の新型コロナウイルス感染者(7日発表)

© 株式会社下野新聞社