ヤクルト・スアレスが今季最短の3回途中KO「試合をつくれず悔しい」

初回に坂本とウィーラーに2者連続弾を浴びたヤクルト・スアレス

ベンチでうなだれた。ヤクルトのアルバート・スアレス投手(31)が7日の巨人戦(東京ドーム)に先発し今季最短の2回2/3を3安打3失点でKOされた。

立ち上がりから不安定な投球だった。初回一死で坂本に6号ソロで先制を許すと、続くウィーラーにも5号ソロを浴びていきなり2点を失った。

0―2の3回に先頭・梶谷に四球、坂本に安打、ウィーラーに四球で無死満塁のピンチを招き、岡本に右犠飛で3点目を失った。二死一塁でスモークにこの日4つ目の四球を与えたところで2番手の梅野と交代した。

スアレスは前回登板の4月28日の巨人戦でも4回6失点KOされた。助っ人右腕は「前回、巨人にやられているので絶対にやり返す気持ちでマウンドに上がったが、力みがあり甘くいってしまったところを一発で仕留められてしまった。試合をつくれず悔しいです」と唇をかんだ。

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