【東京五輪】福岡県での聖火リレーが全面中止 点火セレモニーを実施する方針

開催反対の声が高まる中、聖火リレーは続いているが…(ロイター)

東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、福岡県内で11日、12日に予定されていた東京五輪の聖火リレーを中止すると発表した。都道府県内全域で聖火ランナーが走行しないのは福岡県が初めてとなる。

組織委は「本日、緊急事態措置の区域に追加されたため、福岡県実行委員会より要請があり、東京2020組織委員会と協議の結果、福岡県内オリンピック聖火リレーは公道での実施に代えて、両日セレブレーション会場で無観客の点火セレモニーを行います。その中でランナーはトーチに灯した聖火を聖火皿までつないでいきます」と説明した。

その上で、今後については「東京2020組織委員会は、福岡県実行委員会と綿密に協議を重ね、安全な環境を確保し準備を進めます」とコメントした。

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