【大相撲】夏場所4日目から観客5000人で開催 イベント制限緩和に芝田山広報部長「ありがたい」

芝田山広報部長

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が7日、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)4日目(12日)から有観客で開催すること明らかにした。

この日、4都府県を対象にした緊急事態宣言が31日まで延長されることが決まったが、大規模イベントの制限が緩和。芝田山部長は「5000人までの有観客開催が可能となったので、4日目からは予定通りお客様を迎えての開催となる。ただし、売り止めとした4日目以降の入場券の販売再開はしない」と説明した。

宣言延長で無観客の期間も延びるかと思われたが、今回の措置に芝田山部長は「ありがたいこと。相撲協会は去年の7月からずっと東京で開催しているが、感染者がいない中、しっかりと安全対策をとって開催している」。続けて「イベントに関しては、それぞれ廃れてしまうような状況のところもいっぱいある。スポーツだって中途半端にするわけにもいかない。やっぱりやっていかないと」と話す。

その一方で「今(コロナが)まん延しているので、気を配って開催していきたい。お客さんの安心、安全を第一に開催します」と気を引き締めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社