【米男子ゴルフ】春の珍事! 異端のゴルフ科学者デシャンボー 思わぬ“OB”で1500キロ往復

やることなすことすべて“規格外”のデシャンボー(ロイター)

【ノースカロライナ州シャーロット7日(日本時間8日)発】ゴルフの米男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」(クエイル・ホローC=パー71)2日目、“ゴルフ科学者”ブライソン・デシャンボー(27=米国)が、予選落ちと思い込んで約1500キロ離れたテキサス州の自宅へ帰宅。ところが、ギリギリで予選を通過し、3日目は試合へ〝トンボ帰り〟することになった。

2日目は午前7時23分スタートの第4組で、35位からのプレーだったデシャンボーは、2バーディー、2ボギーと1ダブルボギーで74とスコアを落とした。

特に後半のアウトでは、7番パー5で2打目を池に落としてのトリプルボギー。続く8番でバーディーを奪ったものの、ホールアウト時点で通算2オーバーは予選通過圏外だったため、早々にプライベートジェットで約1500キロ離れたテキサス州ダラスの自宅へと引き揚げた。

だが、結果は64位でギリギリ予選通過。思わぬ結果に驚いたデシャンボーは、自身のインスタグラムに自宅のジムにいる写真を投稿。「ダラスに戻って軽くトレーニング。明日はシャーロットでお会いしましょう」と、ちゃめっ気たっぷりに試合に戻ることを宣言した。

ちなみに、3日目のスタートは午前8時10分。ダラスからシャーロットまでは飛行機で2時間半ほどで、沖縄から東京へ移動するのとほぼ同じ時間がかかる。

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