鷹の新助っ人レイが入団会見 15日の2軍戦で来日初登板へ「準備はできている」

会見に臨んだソフトバンクのコリン・レイ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

「長いイニングを投げてブルペンを助けるのが仕事」

ソフトバンクのコリン・レイ投手が8日、本拠地PayPayドーム内で入団会見を行った。カブスから今季加入したレイは4月23日に来日。2週間の自主隔離期間が明け、この日は本拠地での1軍練習に参加した。

初めて本拠地PayPayドームに訪れたレイ。キャッチボールなどで練習を行うと、工藤公康監督や王貞治球団会長とも挨拶を交わした。コロナ禍の中で来日に漕ぎ着け、入団会見に臨んだ心境を「ここにこられて嬉しいです。オフは長かったけどちゃんと練習してきたし、この2週間もしっかり練習できたので、投げられる準備はできています」と語った。

米国滞在中にはブルペンでの投球練習をこなし「ブルペンでもいつもより多く投げてこられた。ゲームに投げられる準備はできています」と語るレイ。11日にもシート打撃に登板し、早ければ、15日のウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)で来日初登板する予定だ。

チームは先発としての役割を期待している。レイは「チームから言われればどこでもやる。勝つためにはなんでもやる」と語り、自身のスタイルを「先発として長い回を投げるのが自分の特徴。ボールをコントロールして、ストライクゾーンでどんどん勝負していく。長いイニングを投げてブルペンを助けるのが仕事」と語っていた。

また、名前こそ明かさなかったが、NPBでのプレー経験のある選手から「スタイルは日本に合うんじゃないか」と助言されたとも。昨季はダルビッシュ有投手とチームメートで「彼からも去年いろんなことを学んだよ」と明かした。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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