ブラウン弾でアスレチックス20勝到達 筒香は出場せず

【レイズ1-2xアスレチックス】@オークランド・コロシアム

レッドソックスがメジャー20勝一番乗りを果たした直後、アスレチックスはセス・ブラウンに4号ソロが飛び出して2対1でサヨナラ勝ち。レッドソックスに続いて今季2チーム目となる20勝到達を果たした。先発のショーン・マネイアは7回までレイズ打線を無安打に抑える快投でチームの勝利に大きく貢献。なお、アスレチックス先発が左腕マネイアだったため、レイズの筒香嘉智はスタメンを外れ、最後まで出場機会がなかった。

レイズがリッチ・ヒル、アスレチックスがマネイアと左腕同士の投げ合いでスタートした一戦は、手に汗を握る投手戦となった。マネイアは7回表先頭のランディ・アロザレーナに四球を与えるまでパーフェクト投球を継続し、7回まで無安打投球。一方のヒルも6回79球を投げて2安打無失点の好投を見せた。7回裏、アスレチックスはレイズ2番手のアンドリュー・キットレッジからジェッド・ラウリーが二塁打を放ってチャンスメイクし、ブラウンのタイムリーで先制。ここから試合が動き始めた。

1点を先制してもらったマネイアだが、8回表先頭のマイク・ブロソーに二塁打を浴びてノーヒッターは消滅。続くマイク・ズニーノに同点タイムリーを許した。その後、ケビン・キアマイアーから三振を奪ったところで降板となり、2番手のユスメイロ・ペティートは一死1・2塁のピンチを招いたものの、後続2人を打ち取って無失点。1対1の同点のまま9回裏に突入し、9回裏二死走者なしの場面でレイズ4番手のジェフリー・スプリングスからブラウンがライトスタンドへ4号ソロを叩き込み、熱戦に終止符を打った。

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