田中将大は初回2失点スタート 日本ハム・近藤と王に適時二塁打許す

田中将大

楽天・田中将大投手(32)が8日の日本ハム戦(札幌ドーム)に今季4試合目の先発登板。その初回、近藤、王に2本の適時二塁打を許す2失点の立ち上がりとなった。

国内復帰登板となった4月17日の同戦(東京ドーム)では、中田に先制2ランを浴びるなど5回4安打3失点で黒星を喫している同戦。そのリベンジを果たしたい思いはひとしおだろうが、先に失点したのはまたも田中将の方だった。

一死から前日の殊勲者・杉谷に149キロストレートを右前に運ばれ出塁を許す。すると杉谷は続く近藤の4球目に二盗。その脚でリズムを崩されると、フルカウントから近藤に150キロストレートを左中間へと運ばれ適時二塁打。悠々と杉谷の生還を許してしまった。

さらに二死二塁から5番・王に高めに浮いたスライダーをセンターオーバーの適時二塁打とされ前回の東京ドーム同様、初回に2失点を許すスタートとなった。

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