ナイツ・塙宣之、このコロナ禍でコメンテーターは「居酒屋さんとかがどれだけ苦しいのか、わかんない」

8日放送の『ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、コロナ禍での番組コメンテーターは、飲食店経営に関わって、苦労している人を起用するべきなのではと持論を語った。

番組では、出水麻衣アナウンサーが、現在MBA(経営学修士)の資格取得のために勉強しているという話題を話していた。

同資格を取ろうと思ったのは、アナウンサーという仕事でニュースを読み上げているものの、あまりに世の中を知らなすぎると感じたことが大きなきっかけとなっているそうだが、そのことに関連して塙は「(番組の)コメンテーターとかも結局、居酒屋さんとかがどれだけ苦しいのか、わかんないじゃん。居酒屋やってないんだからさ」と発言する。

緊急事態宣言の内容への賛否は番組で取り上げるものの、このコロナ禍で、本当にどの程度苦労しているかは経営者にしかわからないということで塙は「だから本当に、そういう苦しんでる芸人さんとかが、(コメンテーター)やった方がいいんじゃないかって思うときあるもんね」と持論を語り、「結局、お金もらって、給料もらってさ、安定してる人ばっかりだからさ、コメンテーターって」と自身が受ける印象を明かした。

その話を受け、出水アナウンサーは「実感を持ってどこまでお話できてるのかっていうね」と言葉の持つ重みについて言及。塙は「だからコロナ禍で、本当にコメンテーターとしてやりたいんだったら、自分でコロナ禍で逆に自分で経営してみてさ、これだけ辛いんだって経験が言うんだったら分かるけど、わかんないもんね…」と結局は責任感のあまりない発言になってしまうと話したのだった。

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