栃木県と宇都宮市は8日、新たに計51人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりに発表した新規感染者数が50人以上になるのは1月22日以来、106日ぶり。県の担当者は「連休明けで医療機関を受診する人が増えたことや、連休中の人の動きが影響している可能性がある」と話し、今後の感染者数の推移を注意深く見ていくとした。県内の累計感染者数は5571人となった。
これまでの感染者のうち13人が変異株だったことも確認された。13人は10歳未満~60代の男女で、うち3人は県外在住。いずれも変異株「N501Y」が検出された。県公表の変異株感染者は計175人となった。
新規感染者は10~80代の男女。居住地別では宇都宮市22人、小山市10人、栃木市5人、佐野市4人、日光市、さくら市各2人、真岡市、下野市、那須塩原市、大田原市、上三川町、茨城県各1人。
県と宇都宮市は8日、計172件検査(委託分は未集計)。累計検査件数は22万2303件、退院者5297人、入院者134人、宿泊療養者47人、自宅療養者21人、入院調整中50人、重症者5人。