ソフトバンク 離脱グラシアルに代わる9日の一軍合流はなし 工藤監督「今すぐにという選手はいない」

グラシアル

ソフトバンクの工藤監督は9日、右薬指の剥離骨折などにより離脱したグラシアルに代わる野手の一軍合流を一時見送ったことについて説明した。

「(小久保)ヘッドにも話をして、考えてはもらってます。考えてもらってはいますが、今すぐにという選手は今のところいないということなので。今日終わって休みの日もありますし、そこはまた考えてという話をしてます」と話した。

現在、ファームではバレンティンが打率2割1分4厘ながら5本塁打を放っている。ただ、現在はファームの遠征に帯同してない。「ちょっと試合に出ていない。腰かなんかに張りが出たとかいう話もあったので、今その話にはなってない。ちゃんと問題がなくなって、試合で結果が出れば考えるということだと思います」。

また、登録抹消中のデスパイネは最短で13日の昇格となる。「落ちる時に(伝えていた)調子を上げてもらうということがうまくいけば最短になると思う。ただ上がるが13日以降なので。今すぐ誰かということに関して今日の時点ではないというところだけです」と続けた。

ここまで打率3割4厘、5本塁打、15打点と活躍していた頼れる助っ人の離脱。「そこはみんなでカバーしていくしかない。昨日、牧原君が出て3本打っじゃないですかた。チームの中で一つ一つ、ああいった反応を起こしていければ。代わりにはならないが、代わりになるように頑張ってくれればいい方向に向くと思ってます」。野手陣全体の奮起を促していた。

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