10日(月)関東から西は夏日続出の暑さ続く 熱中症に注意 北は空気ヒンヤリ

10日(月)の予想最高気温

 10日(月)は、関東から西では気温が25℃以上まで上がる所が多く、夏日続出の暑さが続く見込み。熱中症には注意が必要。一方、北日本では日曜日よりも気温が大幅に低くなる所もあり、昼間も空気がヒンヤリとしそうだ。

油断せず熱中症対策を

9日(日)午後3時時点の最高気温

 9日(日)は、関東で今年初めて真夏日の地点が出るなど、各地でこの時季としては暑くなった。午後3時現在、全国の11地点で30℃以上の真夏日に、284地点で25℃以上の夏日になっている。

10日(月)の天気と予想気温

 10日も、関東から西の地域では、晴れて強い日ざしが降り注ぎ、日曜日より低めの地域もあるものの、25℃くらいまで上がる所が多くなりそうだ。引き続き、水分や休憩をこまめにとるなど、熱中症対策を心がけたい。

北海道は雪の所も

10日(月)朝と昼過ぎの天気分布予想

 一方、北日本には冷たい空気が流れ込み、北海道や東北北部を中心に日曜日より大幅に気温が低くなりそうだ。特に北海道では最高気温でも10℃に届かない所もあり、昼間もコートが必要な寒さとなる見込み。天気もすっきりせず、雨の降る所もありそうだ。北海道では、一部雪となるおそれもあり、交通への影響などにも注意が必要となる。

南西諸島は激しい雨のおそれ

10日(月)南西諸島の時系列予報

 南西諸島では、梅雨前線の影響で、10日にかけて大気の不安定な状態が続き、雷を伴って激しい雨の降るおそれがある。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。

(気象予報士・佐々木聡美)

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