レンジャーズ・有原が右手中指打撲で負傷者リスト入り

故障者リスト入りした有原(ロイター=USA TODAY)

レンジャーズは9日(日本時間10日)に有原航平投手(28)を右手中指の打撲のため10日間の負傷者リスト(IL)に入れた発表した。

有原は3回途中4被弾6失点で降板した4月30日(同5月1日)のレッドソックス戦後、右手中指のたこを治療するため注射を打っていったん先発を回避した。

中7日で登板した8日(同9日)のマリナーズ戦は4回途中6安打5失点でKO。5失点以上の早期降板が3試合連続と、本来の姿ではなかった。

ウッドワード監督は「本来の制球力が見られないのはメジャーで投げているからではない。彼の指で何か異変が起きている」と説明。離脱期間については「どれくらいかかるか分からないが、長くはならないと思う。完全になって戻ってもらいた」と話した。

日本ハムから移籍1年目の今季、有原は7試合に先発して2勝3敗、防御率6・59。注目の日本人対決ではレイズの筒香嘉智外野手(29)は空振り三振と一ゴロ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)は一ゴロ併殺打と中飛と無安打に抑えている。万全での復帰に期待だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社