女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア(27)がアイコンの首に狙いを定めた。
春の祭典「シンデレラ・トーナメント」は14日の東京・後楽園ホール大会から再開し、2回戦と準々決勝が行われる。2回戦で舞華との「ドンナ・デル・モンド」同門対決に臨むジュリアは「彼女は自分のことを『黄金世代』って言ってる。自分で言うなって感じなんだけど…。その名にふさわしいか、行動で見せないといけない。そういう意味でも私との試合は重要なんじゃない。壁になってやらないとね」と表情を引き締めた。
準決勝、決勝は29日の東京・大田区総合体育館大会で、ジュリアは決勝戦の相手に岩谷麻優(28)を指名。本紙インタビューで「選手生命の区切り」について聞かれた岩谷が、予定はないとしながらも「自分は寿引退するので」と答えたことを引き合いに出す。
「団体を支えてきたアイコンは、まだしばらくいると思ってたけど『寿引退する』と言ってる記事を見た。だったらすぐにでもやらなくちゃいけない相手だし、順番待ちしている時間はない」
岩谷がワンダー王座を目標とすることについても「前王者として思い入れのあるベルトだから、狙っている人がいるとムッとする。寿引退したい人が、思い出づくりのために取るベルトじゃない」とピシャリ。決勝でアイコンを下し、トーナメント2連覇を果たす。