優勝のインテル、中国人会長が「給料放棄要請」…選手は反発か

2009-10シーズン以来となるセリエA優勝を決めたインテル。だが、チームには不穏な空気が流れているようだ。

『Corriere Dello Sport』や『La Gazzetta dello Sport』などによれば、スティーヴン・チャン会長が選手たちに2か月分の給料を放棄してくれないかと頼んだという。

財政難に直面しているインテルは緊縮財政とコストカットに動き出したとのこと。そのため、すでに支払いが遅滞になっていた11月・12月分の給与を放棄してくれるように選手たちに要請した模様。

それに応じるかは選手個々の判断になるようだが、昨季の中断明け以降はほぼ休みなしにプレーしてきた選手たちは給与カットに拒否感があるという。

ボーナスを期待していた優勝後に逆の提案をされたことにも反発があるようで、キャプテンであるサミール・ハンダノヴィッチら選手たちは受け入れたくない構えだとか。

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また、この給与カットは選手だけでなくスタッフ陣にも要請されているようだ。そうしたなか、アントニオ・コンテ監督のローマ戦に向けた会見が給与中止になったとも伝えられている。

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