米軍オスプレイ2機が佐世保に飛来 日米仏訓練の人員輸送

 米軍の輸送機オスプレイ2機が10日、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から長崎県佐世保市の米海軍赤崎貯油所に飛来した。昨年5月4日以来で通算28回目。九州防衛局によると、11日から予定されている日米仏の共同訓練に参加する米海兵隊員を輸送するためという。
 同局職員が、午前10時40分ごろに着陸、同11時50分ごろ離陸するのを目視で確認。県と佐世保、西海両市へ連絡した。同貯油所で米海兵隊員約20人を降ろし、普天間飛行場へ戻ったという。
 佐世保市大潟町の陸上自衛隊相浦駐屯地と、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島演習場では11~17日の日程で、陸自とフランス陸軍、米海兵隊による共同訓練が予定されている。


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