新宿駅でベビーカーをシェアリング 小田急電鉄

小さな子どもとのお出掛けに便利なベビーカーのシェアリングサービスの実証試験を小田急電鉄が始めました。

小田急電鉄とベビー用品のレンタルサービスを運営する会社が始めたのは、ベビーカーのシェアリングサービス「Share Buggy(シェアバギー)」です。実証試験は新宿駅の西口地下改札で5月末まで行われます。利用方法はスマートフォンからアプリを起動し、ベビーカーが置いてある専用ポートを開錠するだけです。小田急電鉄の担当者は「外出先で子どもが寝てしまったり泣いてしまった際にベビーカーがあると便利という声に着目した」と話します。利用料金は1時間220円からで、アプリ内でクレジット決済します。

気になる感染症対策について、小田急電鉄では「ベビーカーをボックスの中で保管すること、1日1度の定期清掃、ベビーカーの中に清掃キットを配置することなどによって、お客さま自身で安心感を得てもらえるような取り組みを行っている」としています。

小田急電鉄は今後、主要駅や観光地での稼働を目指し、利用者の要望に応えていきたいとしています。

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