37歳イニエスタが〝生涯神戸〟宣言 契約2年延長発表

契約延長を発表したイニエスタ

J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が自身の誕生日となる11日に会見し、今季で満了する契約の2年延長を発表した。

イニエスタは「本当に特別な日だ」と感慨深げに語り、会見の檀上で笑顔で新たな契約を交わした。スペイン1部バルセロナから2018年夏に神戸に完全移籍で加入すると、20年1月には天皇杯でクラブを史上初のタイトル獲得へと導いた。

世界のスーパースターは〝神戸愛〟も激白し「いつまでもサッカー選手としてピッチでプレーし続けることはできないし、いつか終わりが来る。このプロジェクトのために大きなモチベーションを感じてやってきて、これからもやっていきたい。自分のサッカー選手としてのキャリアをここで最後まで続けていきたいと思っている」と現役生活を神戸で全うすると宣言。さらに「選手としてだけでなく、このクラブとは関わっていきたい」と〝生涯神戸〟も約束した。

スペインのレジェンドが、今後も神戸から世界のサッカーファンを魅了し続ける。

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