海口の海南国際会議展示センターで博覧会のマスコット「Yuanxiao」を撮影する参加者
AsiaNet 89432 （1011）
【海口（中国）2021年5月10日新華社＝共同通信JBN】中国商務省と海南省政府の共催で開かれている第1回China International Consumer Products Expo（CICPE、中国国際消費財博覧会）に世界の一流品が結集し、世界中から注目を集めている。
海南国際経済発展局（Hainan International Economic Development Bureau）によると、アジア・太平洋地域で開かれるこの種としては最大規模となる、4日間の博覧会は、展示会場が計8万平方メートルの面積に広がり、約70の国と地域を含め、国内外からの約1500の出展者を引き付けている。
博覧会でわくわくと、きらめくように姿を現し、あるいは初めて登場した出展物には、18金で重さは最大10キロある手作りのFaberge egg（ファベルジェ・エッグ）、あるいはCentenary Egg（センテナリー・エッグ）や、2億5000万元の価値がある57のエッジを持った黒ダイヤモンド、高級車ランボルギーニの世界で2台しかない数千万元もする限定版などもあり、入場者らの間で大いに関心を呼んでいる。
世界的にパンデミックが依然として拡大しているのを受けて、海南省当局はイベントの安全を確保するために、感染防止と抑制のための厳しい措置や、物流サービス支援を実施した。
海南国際経済発展局の韓聖健（Han Shengjian）局長によると、海外から空路あるいは海路で海南に到着した出品物は殺菌プロセスを通過し、感染防止・抑制と医療保安のチームが展示会場や関連ホテルに特別に配置されている。
海口に世界中から最高品質の製品が集まることより、中国市場に進出する諸外国と、消費財を世界中で販売する中国および諸外国の双方にとって、貿易の機会がもたらされている。海外からの参加者は、博覧会によってもたらされる機会を利用して、中国の消費者市場で事業をさらに発展させることを願っている。
CICPEの主催者である海南省は、古代の「海のシルクロード」の重要な中継地であり、これまでに世界と緊密な貿易関係を築いてきた。2020年6月1日にこの件での基本計画が発表されて以来、この島からなる省は、海南自由貿易港と国際観光消費センターの建設を促進し、理想的なビジネス環境を精力的に創出し、より多くの国際ブランドが定着するよう呼び掛けている。
ソース：The Hainan International Economic Development Bureau
画像添付リンク：
Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=390915
（写真説明：海口の海南国際会議展示センターで博覧会のマスコット「Yuanxiao」を撮影する参加者）
