【フォトトピック】ソピョンヤン(西平壌)褶曲―天然記念物―

 ソピョンヤン(西平壌)褶曲はピョンヤン市ヒョンジェサン(兄弟山)区域チュンダンドン(中堂洞)にある。

 褶曲した地層は、中生代の砂岩、アレウロライトなどからなっている。

 長さは120メートル、高さは20メートル。

 大きな褶曲の間により小さい褶曲がある。

 ソピョンヤン(西平壌)褶曲は、中生代構造運動の特徴を解明し、構造地質学を研究するうえで有意義な天然記念物である。(了)

【褶曲(しゅうきょく)】:平らだった地層が、横圧力のため波状に、あるいはさらに著しく重なるように曲がること。また、そうなったもの。

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