みやざきSDGsプラットフォーム 登録メンバー募集 貧困、教育…解決へ活動啓発

 国連が掲げる2030年までの持続可能な開発目標「SDGs」の普及啓発などを目指し、県内の産学金労官でつくる「みやざきSDGsプラットフォーム」は、理念に賛同し目標達成へ取り組む企業や団体、個人を「活動登録メンバー」として募集している。
 SDGsは、15年の国連サミットで国連加盟国全てが合意した世界の共通目標。貧困への対応や質の高い教育の確保など17の目標と、目標ごとに設定された169の課題から構成され、30年までの解決を目指している。
 同プラットフォームは宮崎日日新聞社の呼び掛けで今年4月に設立。県内でSDGsの理念や活動を広めるため、人材育成や情報発信などを進めることとしており、県や宮崎大、県商工会議所連合会など20団体超が参加している。
 活動登録メンバーは、SDGsに関する取り組みを行っているか、その予定があり、活動内容を年に1回は報告できることが条件。各自の取り組みは、同プラットフォーム公式サイトやメディアで紹介する。さらにメンバー同士が連携できるように、勉強会や意見交換会などの実施も検討している。
 入会金、年会費は必要ない。登録は公式サイト(http://miyazakisdgs.info/)から随時申請できる。問い合わせは事務局の県環境情報センター(電話)0985(23)0322。

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