横浜・ニシキヘビ逃走劇、目撃情報もなく… 「過度に怖がらず、見つけたら通報を」

アミメニシキヘビを捜索する警察官=11日午後3時ごろ、横浜市戸塚区

 横浜市戸塚区名瀬町で飼育されていた体長3メートル超のアミメニシキヘビの“逃走”が続いている。所在不明が発覚した6日以降、神奈川県警などが連日捜索しているが、目撃情報すらなく、行方はようとして知れない。

 元々、熱帯に生息しており、専門家は「日本の外気温は低く、遠方への移動は考えにくい」と指摘、近隣住民にとって不安の日々が続くが「過度に怖がらず、見つけたら近づかずに速やかに通報を」と呼び掛けている。

 ヘビは同所のアパート2階に住む男性会社員(24)が飼育していた。男性によると、体長約3.2メートル、重さ約13キロ。毒はないが、締め付ける力は強く、動物愛護法で人に危害を加える恐れがある「特定動物」に指定されている。

 男性が外出していた6日午前8時半~午後9時ごろの間に、ケージから抜け出し、換気のために開けていたベランダの窓から逃げ出したとみられる。

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