吉岡里帆に訪れた〝あざとかわいい〟卒業の日 キスマイ藤ヶ谷との共演が契機

本人に悪気はないのだが…

女優・吉岡里帆(28)の〝あざとかわいい〟は女性ウケが悪いのか。

現在放送中のフジテレビ系ドラマ「レンアイ漫画家」で、主演の鈴木亮平のヒロインを務めている吉岡。鈴木演じる少女マンガ家の作品のために疑似恋愛のミッションを課せられ、〝あざとかわいい女子〟を見事に演じきっているのだが…。

「男性視聴者はメロメロになっているんですが、女性からはあざとい演技に『イライラする』などウケが悪い。やはり恋愛ドラマの視聴者層は女性がメイン。実際、5話までの平均視聴率は5.5%と大苦戦中している」(テレビ局関係者)

2018年には1年に「きみが心に棲みついた」(TBS系)「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)と2つの連ドラ主演を飾ったが、視聴率はそろって〝爆死〟。ネット上では「低視聴率女優」と揶揄する声も聞こえてきた。

「最近、同じ事務所に所属する松本まりかは〝あざとかわいい女優〟として大ブレーク。『あざとくて何が悪いの?』というバラエティー番組も誕生するなど、以前ほど言葉にマイナスイメージはなくなっている。フジテレビもそんな時代の流れを読んで吉岡を抜てきしたが、今のところ見込みが外れている」(前同)

一方、吉岡は4月からスタートした、WOWOW開局30周年記念ドラマ「華麗なる一族」にも出演中。政財界を舞台に万俵家の繁栄と崩壊を描いた作品で、吉岡は万俵家の次男・銀平(Kis‐My‐Ftsの藤ヶ谷太輔)と見合いをする令嬢役を演じている。

「2日に放送された第3話で、藤ヶ谷が吉岡をソファーに押し倒し、バストに顔をうずめる濃密なラブシーンを熱演。体当たりの演技は視聴者からも好評だった。ドラマスタッフの間から『あざとかわいい演技じゃない方がいい』という声が大きくなっている」(前同)

もしかしたら、同じ事務所の松本まりかとは違い、女優としてはあざとかわいいを捨てた方がいいのかもしれない。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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