4月の宿泊稼働指数 長崎県13ポイント低下 コロナ感染再拡大うけ

 九州経済調査協会(福岡市、九経調)は11日、ホテルや旅館など宿泊施設の4月の稼働状況を示す指数を発表し、長崎県は30.0で前月比13.1ポイント低下した。前月を下回るのは3カ月ぶり。
 九州は26.6(前月比10.3ポイント減)、全国は23.0(同10.2ポイント減)となり、感染再拡大で全国的に悪化した。
 4月29日~5月9日のゴールデンウイーク期間の指数も発表。本県は22.7で、連休前(4月1~28日の平均)の30.7を8ポイント下回った。全国、九州も同じ傾向だった。九経調は、特に九州でこの期間に感染が急拡大し、人々が外出を自粛したとみている。一方、沖縄や東海など、連休前より連休中の指数が高くなった地域もあった。

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