サウサンプトンMF南野拓実にドイツ1部ライプチヒ移籍浮上 エリオット復帰なら構想外に

南野が構想外になる?(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表MF南野拓実(26)にドイツ1部ライプチヒ移籍が浮上した。

今夏に保有元であるリバプールからの放出もささやかれる中、リバプール専門メディア「リバプールコム」が南野の今後について特集。クラブは来季の処遇を決めていないものの「南野はサウサンプトンでも活躍できず、リバプールでの長期的成功はないかもしれない。今夏にMFハーベイ・エリオット(18=ブラックバーン)が戻ってきたら、南野より序列は前になる」と伝えた。現在レンタル中の超有望株が今夏に復帰すれば、構想外となってしまうわけだ。

その際の移籍先として同メディアは前所属のオーストリア1部ザルツブルクで指導を受けたジェシー・マーシュ監督(47)が来季から率いるライプチヒを挙げる。マーシュ監督は南野について以前から「戦術的なシステムを理解する能力、攻撃の瞬間を見つける能力、ゴール周辺での能力などに優れている」と高く評価。同メディアは「マーシュが南野に興味を持っているのは明らか。しかも比較的安く獲得でき、重用してくれるコーチとの仕事に戻ることは彼にとって魅力的だ」と説明した。

ライプチヒはドイツの強豪で来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権も得ているだけに、有力候補となりそうだ。

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