「桜の塔」今夜、第1部完結編。台本計20ページにわたる玉木宏VS椎名桔平による大迫力の激突シーンが展開

警視庁の頂点である警視総監を巡って繰り広げられる激しい出世バトルが描かれている、玉木宏主演のテレビ朝日系連続ドラマ「桜の塔」(木曜午後9:00)は、本日5月13日放送・第5話で激動の第1部の完結を迎える。

第4話では、23年前に警視庁の押収品横流し事件の真相を告発しようとしていた、上條漣(玉木)の父・勇仁(岡部たかし)を自殺に追い込んだのは、自らが所属する「外様派」のトップである刑事部長・千堂大善(椎名桔平)だったことが判明した。その事実に激しく動揺しながらも、漣が千堂を追及すると「俺が、お前の父親の死を見届けた」と告白される。

そして、第5話では、漣が千堂への復讐(ふくしゅう)を誓い、直接対決を迎えることに。しかし、千堂は“サッチョウの悪魔”と呼ばれ、怖れられるほどの男。プロファイリングを駆使する漣をもってしても、簡単に切り崩せる相手ではない。千堂が勇仁を自殺するよう誘導したことを証明する、唯一の証拠である防犯カメラのビデオテープは画像が粗く、そこに映っている男が千堂本人だと特定することは困難だった。

そんな漣に対し「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ」と言い放つ千堂。漣は千堂を失脚させるための材料を探すべく、彼の過去について調査を開始する。そして、5年前に起こった未解決の傷害事件に、千堂を追い込めるかもしれない“闇”が潜んでいることを突き止める。

漣VS千堂の直接対決が描かれるシーンは、台本にして計20ページ。物語の1/3強を占めるとのこと。父の敵である派閥のボス・千堂と対峙(たいじ)する漣だが、ある人物によるまさかの裏切りも起こるなど、全く先の読めない畳み掛けるような展開に。そして、第1部の完結編となる第5話では、これまで隠されてきた主人公の漣の思いが明かされ、漣の幼なじみで警視庁捜査一課刑事・水樹爽(広末涼子)、そしてフィアンセである千堂の娘・優愛(仲里依紗)との関係も大きな転換点を迎える。第2部への布石となる“誰も想像し得なかった結末”に注目だ。

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