グレゴリー・ポーターが名シェフに!? 6回にわたる料理番組シリーズ『ポーターハウス』をスタート!

© Vika Porter グラミー賞を2度受賞し、今世界で最も売れているジャズ・ヴォーカリスト、グレゴリー・ポーター。2020年の最新アルバム『オール・ライズ』もグラミー賞にノミネートされるなど大きな話題を呼んだ彼が、なんと6回にわたる料理番組シリーズ『ポーターハウス』を新たにスタートさせることが発表、本日第1回が配信開始となった。 ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせるまでは、ニューヨークでシェフとして腕を振るっていたという経歴を持ち、音楽に負けないほどの情熱を料理にも注いでいるというポーター。番組はカリフォルニア州ベーカーズフィールドにある彼の自宅のキッチンで撮影され、息子のデュミアンを交えつつリラックスしたムード漂う中ポーターがプロ顔負けの腕を披露するという内容。料理中に飛び出す様々なエピソードも必見だ。

第1回で採り上げられた料理は「ボルシチ」。彼が初めて海外ツアーを行ったというロシアの伝統的な料理だが、ポーターはツアー中30回以上もボルシチを食べるほど虜になり、それぞれの町での微妙な味の違いにも興味を持ったという。番組では彼の妻であるヴィクトリアのレシピの要素も取り入れ、伝統的な中にも新たなテイストを加えた、彼の音楽を体現するようなボルシチが出来上がっている。 意外ともいえる今回の番組について、ポーターは「僕は音楽と料理どちらも愛していて、この2つはいつも繋がっているんだ。ミュージシャンとしてステージに上がるまでは、キッチンが僕のホームだった。料理は単なる料理ではなく、音楽と同じように伝統であり、家族であり、ルーツなんだ。僕が美味しい料理を作り、皆が幸せになってムードが明るくなるとき、それがまさに僕が音楽についても思い描いていることさ。曲を書くことと料理をすることは、同じくらいいつも僕をインスパイアしてくれているよ」と語っている。今後は、日本時間の毎週木曜日午前中に随時新たな番組が公開されていく予定だ。 また、今回の番組開始にあわせて「料理をインスパイアする」というテーマでポーターの楽曲を選曲した公式プレイリストも新たに公開された。自宅で過ごす時間が増えている中、料理をしながら流すにはピッタリの内容となっているので、ぜひプレイリストを流しながらポーターのレシピにチャレンジしてみよう。

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