日本酒ソムリエ監修ブレンド酒を発売 スノーブルー雪蒼 かじや

 三和区下中の新潟上越地酒の店かじや(宮﨑文徳店長)はこのほど、ブレンド日本酒「スノーブルー雪蒼 大吟醸」を発売した。720ミリリットル入り2200円、1・8リットル入り4290円(いずれも税込み)。

このほど発売したブレンド日本酒「スノーブルー雪蒼 大吟醸」(写真は720ミリリットル、かじや提供)

 同店運営の「まさか!酒店」で取り扱っている他、かじやホームページやYahoo(ヤフー)ショッピングで通販もしている。

 日本酒と焼酎のソムリエともいわれる「サケ・ディプロマ」(日本ソムリエ協会認定)の資格を持つ宮﨑店長が頚城酒造(柿崎区)協力の下、貯蔵熟成中の日本酒をブレンドして作り上げた。やや甘口、ややすっきりした味わいで、パイナップルやリンゴを思わせる華やかでありながらほのかな香りが特徴。冷酒で飲むのがお勧めだという。

 昨年秋に取得した資格を生かして新しい味わいの酒を造ろうと、蔵元の指導と自分の感覚を頼りに初めて作り上げた宮﨑店長。「雪蒼」の由来は「今冬の大雪の中で、青空が広がったときの美しさをイメージした名前」と解説。4月末の販売から100本以上が売れていて、「これからも新しい味わいの日本酒を目指したい」と手応えを語った。

© 株式会社上越タイムス社