タレントの吉川ひなの(41)が13日、オンラインで著書「わたしが幸せになるまで」の出版会見を行った。
自宅のあるハワイから参加した吉川。今回の著書では、両親との確執や、現在取り入れている子育て法、食事法などをつづっている。
吉川は「これまでの取材で、どんな家族構成だったのかを聞かれる機会もあったのですが、すごく複雑な家庭環境で育ったので、何となくごまかしてきた。今回は、そういうことも全部、みなさんに聞いていただけるかなと思って書いたし、結果的に知ってもらえる機会となってうれしく思う」と語った。
幼少期、吉川の家庭では支払いが滞り電話を止められたり、両親から給食費を払ってもらえなかったり、借金取りが家に来るなど、壮絶だったという。
さらにモデルなどで芸能界で活躍するようになってからは、吉川が稼いだお金を両親がほとんど使い果たしてしまっていたことなどを赤裸々に描いている。
吉川は「いろんな方たちから温かいコメントをいただいた。過去の本当のことを話せるようになったとはいえ、勇気がいること。それでも励ましのコメントをいただいて、幸せな気持ちで過ごさせていただけた」と笑みをこぼした。
吉川は現在、第3子を妊娠中。「子供に対して、子供扱いはせずに、尊重し、すべてを信頼している。哀しかったことは自分の代で断ち切るぞという思いで子供たちに接している」とも語った。