【ボクシング】サインから2か月…フューリーVSジョシュアが8月にサウジで開催へ

WBC王者のタイソン・フューリー(ロイター)

ヘビー級4団体王座統一戦、WBC王者のタイソン・フューリー(32)対WBAスーパー、IBF、WBO統一王者のアンソニー・ジョシュア(31=ともに英国)のビッグマッチが、8月にサウジアラビアで開催される見通しとなった。

英メディア「スカイスポーツ」によると、プロモーターのエディー・ハーン氏(41)は「候補日は8月7日か14日でファイトをサウジアラビアで行う」と語ったという。ただ8月8日に閉幕する東京五輪とのバッティングを避けるため、同14日が有力だとした。

両陣営は、3月に契約にサインしてから、正式発表は間近と何度も取りざたされてから早くも2か月が経過。世界的な新型コロナウイルス禍で、主催者が投資に見合ったリターンが得られる保証のある開催地が見つからないなどの理由があり、発表できない状況が続いていた。

それだけに米メディア「ボクシングニュース」は「ジョージ・フォアマンやモハメド・アリの時代にはこんなに時間がかかることはなかった」などと批判を展開していいたが、ようやく収まりそうだ。

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