【J1】FC東京・長谷川監督 リーグ5連敗の打開策は「アグレッシブ」

アグレッシブを強調した長谷川健太監督(FC東京提供)

リーグ5連敗中と低迷するJ1FC東京の長谷川健太監督(55)が14日にオンラインで会見し、アウェーの柏戦(15日)に向けて「アグレッシブ」を強調した。

0―3で敗れた鹿島戦(9日)など、結果が出ない中で3試合連続で無得点とチームに復調の兆しは見えていない。指揮官は「マリノス戦(1日、0―3)のとき、守備のことを言い過ぎたのか、アグレッシブさがなくなっている」とし「アグレッシブさが我々の特長なので、それが出てこないと好転していかない。開き直れるかが、ポイントになるんじゃないかと」と語った。

選手たちは低迷打破に向けてベテラン勢を中心にミーティングを開催したり、細かな部分のすり合わせで戦術や連係を高めているが、長谷川監督は「東京の良さ、相手を凌駕する圧力を取り戻せるか」とし「相手がどうこうではなく、自分たちのサッカーができるかが大事だと思っている」と力を込めた。

現在は4勝3分け6敗の勝ち点15でリーグ13位だが、ここから巻き返せるか。

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