秦野市は14日、2020年度の防犯灯の電気料金について、支払い口座の変更を電力会社に申請せず、本来受けられるはずの約167万円の料金割引を受けられなかったと発表した。
19年度についても申請を怠っており、このときは直前に気付いて、口座振替でなく納付書で対応し、割引を受けていた。
市地域安全課によると、市内の防犯灯の電気料金は、毎年度分の概算額を一括して前払いすることで割引を受ける一括前払い契約になっている。
支払い事務を担当する同課の職員が、18年7月に行った口座変更を電力会社に申請する手続きを怠り続けたのが原因という。