世界銀行と調査会社「IHSマークイット」が世界のコンテナ港湾の効率性を比較したランキングを発表し、横浜港が1位に選ばれた。
コンテナ船の滞在時間や荷役技術などさまざまな指標で他港を上回り、世界で最も効率的にコンテナの積み降ろしができる港と評価された。
横浜市などが14日に発表した。
調査は世界351港の765のコンテナターミナルを対象に初めて行われ、集計手法の違う2種類のランキングを公表した。
統計的手法のランキングを見ると、2位はサウジアラビアのキングアブドラ港、3位は中国・赤湾港、4位中国・広州港、5位台湾・高雄港と続き、アジアの港湾が上位を占めた。国内を見ると、清水港が12位、名古屋港が16位、神戸港が19位、東京港が35位だった。
実際のデータに主眼を置いた管理的手法のランキングでも横浜港が1位だった。