クリロナ側が今オフのポルトガル復帰を否定

クリスチアーノ・ロナウド(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の古巣である同国1部スポルティング復帰はまだ先のようだ。

今夏のユベントス退団をさかんに報じられ、今オフの去就が注目されるロナウド。かつてプレーしたイングランド・プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドやフランス1部パリ・サンジェルマンといったクラブが浮上している中、母親ドロレス・アベイラさんが今季のポルトガル1部リーグを制覇したスポルティングの祝賀会に参加した際、「私は息子に会いに行って、話をします。来シーズン、彼はアルバラード(スポルティングの本拠地)でプレーします。息子が戻ってくるように説得するわ」と宣言したという。

かねてキャリアの最後をスポルティングで終えたい意向を表明していたところに母親の発言が加わって今オフにもの流れが加速したが、ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏はポルトガル紙「レコルド」に「クリスチアーノはスポルティングの(今季)優勝を誇りに思っている。ただ現時点でのキャリアプランには、ポルトガルは入っていない」と語った。やはり欧州チャンピオンズリーグ制覇の思いが強く、それを狙えるクラブでプレーしたいという。

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