【RISE】寺山日葵 16日メイン出陣も“那須川天心ロス”?「自立しないといけないのかな」

AKARI(右)と対戦する寺山日葵

〝戦うジャニオタ〟ことRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(20)が、来春のボクシング転向を表明している〝キック界の神童〟那須川天心への思いを語った。

16日に無観客開催される立ち技打撃格闘技イベント「RISE on ABEMA」ではAKARI(17)を迎えて初防衛戦を行う。当初は53キロ級王者・大崎一貴対志朗の55キロ級マッチがメインだったが、大崎が、弟・孔稀の新型コロナウイルス陽性判定による濃厚接触者と認定されたため中止となった。

繰り上がりでメインイベンターを務めることになった寺山は「落とせない試合というのはいつもと変わらない。メインだからということはないが、しっかり勝って興行を締められたら」と泰然自若の構えで必勝を期した。

〝天心ロス〟を乗り越えるためにも負けられない。同じ「TEPPEN GYM」に所属する那須川には「やってきたことはお前の方があるから自信を持って」と言葉を送られたという。

その那須川は間もなくボクシングに戦いの場を移す。これに対し寺山は「ジムに来ることも減るだろうし寂しさもあるけど、自立しないといけないタイミングなのかな」と胸中を吐露した。

思い悩んだ時や壁にぶち当たった時などは「私は基本的に人には言わないけど、なぜかタイミングよく言葉をかけてくれる。『心を読まれているのかな』って思うくらい」と超能力者ばりの察知力を見せていたという。

そんな盟友の新たな挑戦に「しっかりキックで活躍して『俺がいなくても大丈夫じゃん』って思われるようにしたい」と、防衛を重ねることを誓った。

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