ヤクルト・奥川6回1失点の好投も2勝目ならず「先発としての役目を果たせたかなと思います」

ヤクルト・奥川

ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が16日の中日戦(バンテリンドーム)に先発。6回1失点と好投したが、9回に守護神・石山が同点に追いつかれ2勝目とはならなかった。

初回に村上の先制2ランで援護してもらった奥川はその裏、先頭の大島に右前二塁打を許したが京田、福田を連続三振。ビシエドも左飛に打ち取ってピンチを脱出した。6回一死一、三塁から大島の犠飛で1点を与えたものの失点はこれだけで先発としてしっかりとゲームを作った。

9回に同点に追いつかれ試合は2―2の引き分け。勝ち星が消えてしまった奥川だが「初のビジター登板でしたが、良い緊張感でマウンドにあがることができました。立ち上がりから自分の納得いくボールを多く投げることができ、先制点を与えることなく投げることができました。後半少し疲労はありましたが先発としての役目を果たせたかなと思います」と手応えを感じた様子だった。

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