1日4試合引き分けの珍事が発生 新型コロナによる9回打ち切りではや37試合ドロー

ロッテ・井口資仁監督(左)とヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】

ロッテ佐々木朗、ヤクルト奥川が勝利投手の権利掴むと、救援追いつかれて白星消滅

プロ野球は16日、各地で6試合が行われ、4試合が引き分けに終わるという珍しい結果に終わった。引き分けだったのは広島対DeNA(マツダ)、中日対ヤクルト(バンテリン)、ロッテ対西武(ZOZOマリン)、そして日本ハム対ソフトバンク(札幌ドーム)の4試合。残る2試合も1点差での決着となった。

ZOZOマリンスタジアムではロッテの佐々木朗希投手が先発。5回4失点で勝利投手の権利を手にして降板したが、救援陣が追いつかれて白星が消滅した。ヤクルトの奥川恭伸投手も6回1失点と好投して勝利投手の権利を掴んだが、救援陣が追いつかれて引き分けに。2019年ドラ1右腕の同日勝利はならなかった。

今季は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で9回打ち切りに。延長戦は実施されず、引き分けが多くなっている。5月12日には3試合が引き分けになり、これは34年ぶりの珍事だった。今季はこれで両リーグ合わせて、早くも37試合が引き分けに終わっている。(Full-Count編集部)

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