セルヒオラモスがPSGと個人合意 

Rマドリードのスペイン代表DFセルヒオラモス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオラモス(35)が、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)と個人間合意に達したと現地メディアが報じた。

今季限りで契約が切れるセルヒオラモスはRマドリードと契約延長を重ねていたが、クラブ側が求める10%の年俸削減に難色を示していた。

そうした中で、以前からラブコールを送ってきたPSGが破格の条件で一気に交渉をまとめた模様。スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェス」は「セルヒオラモスは、来季PSGに加入することで基本合意を結んでいる。Rマドリードとの契約更新で彼の給料を10%削減することに同意せず、パリで新しい冒険を始めることになった」と報じた。

また「移籍金なしで加入し、パリにはRマドリードでは払えない素晴らしい報酬がある」と指摘。現在の年俸1200万ユーロ(約15億6000万円)を基本としたうえで、出来高が最大800万ユーロ(約10億4000万円)つく可能性もある。契約期間は2年契約で、6月に行われる欧州選手権の終了後に正式に発表される見込みという。

スペインのレジェンドが、フランスの地で新たな挑戦をスタートすることになりそうだ。

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