ジャニーズの“戦力内”とみなされる実力を身に付けていた室龍太

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ジャニーズの4人組グループ「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴と俳優の室龍太が13日、東京・銀座 博品館劇場で舞台「ッぱち!」(19日まで)の初日公演を前に取材に応じたことを、各メディアが報じた。

大阪の街の片隅を舞台に、世間からはみ出した若者たちが前に歩き出す姿を描いた、笑って、ちょっと泣ける物語。

同作は全編関西弁だが、大阪府から発出された緊急事態措置に基づき、今月21~25日までの大阪公演は中止に。室は「力を合わせて作ったこうして世に出せる事が幸せ」と初日を迎える喜びをかみしめていたという。

室は先月、関西ジャニーズJr.を卒業したばかり。「やることは特に変わってなくて、特に実感はないんですけど、期待していることと言えば、Jr.を卒業して、やっぱり給料の方も上がってくるのかな~って」と笑みを浮かべていたという。

京都生まれの室は、2003年10月28日にジャニーズ事務所に入所。その後関西ジャニーズJr.内ユニット・BOYS(B.A.D.BOYS)や、2007年12月からは兄の室龍規と弟の室将也との兄弟ユニット・室3兄弟として活動。その後、Veteranのメンバーとしても活動した。

向井康二と共に長年関西ジャニーズJr.を引っ張っていたが、2019年1月3日・4日に開催された『関西ジャニーズJr. LIVE 2019 Happy 2 year!!〜今年も関ジュとChu Year!!〜』公演で関西ジャニーズJr.の一員としての出演を卒業。

同年12月、舞台『大阪環状線』で初主演を務め、その後も関西ジャニーズJr.の俳優として数多くの舞台や映画、テレビドラマに出演。今年4月22日、ジャニーズ事務所公式サイト内に個人アーティストとしてのページが設立され、ジャニーズJr.を卒業した。

「ジャニーズといえば、2年後をメドに満22歳のJr.たちに対しての定年制を導入することが今年に入ってから発表された。室がもしJr.のままなら定年になる可能性もあったが、Jr.を卒業し俳優として独り立ち。ジャニーズから“戦力内”と認められた証拠」(芸能記者)

今後も数々の作品で好演を見せてくれそうだ。

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