ドルトムントが来季CL出場権を獲得でハーランドは今夏残留へ SDが明言

ドルトムントSDが残留を明言したハーランド(ロイター)

来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られるリーグ4位以内を確定させたドイツ1部ドルトムントのミハイル・ツォルク・スポーツディレクター(SD)が所属するノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の移籍を改めて完全否定した。

今季公式戦40試合で39得点と絶好調のハーランドについては、代理人のミノ・ライオラ氏がスペイン1部バルセロナや同レアル・マドリード、イングランド・プレミアリーグのチェルシーなどと会談。今夏の去就が注目されていたが、ツォルクSDはドイツ『スカイ』に「彼は来シーズンも我々のためにプレーする」と明言した。

ハーランドの去就については各メディアで「来季のCL出場権」次第と報じられていた。ツォルクSDは「至るところで話している。我々は引き続きハーランドを構想に入れている。来季もドルトムントでプレーする」とし「あと5回、この言葉を繰り返しても良いが、私が何を言ったって誰も気にも留めないだろう」と語ったという。

ハーランドとドルトムントの契約は2024年夏まで。今夏に退団するならば、移籍金1億8000万ユーロ(約237億6000万円)とされていたが、22年以降は7500万ユーロ(約99億円)で移籍できる契約になっており、大争奪戦は来夏に持ち越されそうだ。

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