石橋貴明 始球式でマウンド踏まなかった理由を「誰かの足跡ついてたら嫌じゃない」

16日のロッテー西武戦に登場した石橋貴明

お笑いコンビ「とんねるず」石橋貴明(59)が17日、自身のユーチューブチャンネル「貴ちゃんねるず」に1週間のスポーツを振り返る「貴ちゃんスポーツ」を公開。前日16日に行った始球式について言及した。

石橋は16日のロッテ―西武戦(ZOZOマリン)の始球式に登場。MAX163キロを誇るロッテ・佐々木朗希投手(19)のプロ初登板ということで、大注目の一戦となったが、石橋はマウンドの手前から投球。中継の解説やネットでは、石橋が佐々木朗の初マウンドを踏まなかったことに対して絶賛の声が相次いだ。

始球式後の収録となり、疲れた表情の石橋は「佐々木君デビューよ。デビューのときにさ、あたしみたいなゲスな芸能人はさ、だめよ~だめだめ」と謙遜。続けて「門出にマウンド上がりなさいってのがダメなのよ。私は常々思ってるんだけど、あそこは彼らの仕事場ですよ。仕事場を先に上がって汚しちゃいけないってことですよ」「これから佐々木君がせっかく初マウンドに上がるっていうのにそこに誰かの足跡がついてたら嫌じゃない」とあえてマウンドに上がらなかった理由を明かした。

さらに石橋は「メジャーは試合前15分とか20分前にどんなレジェンドが来ても、ヒャッて投げて終わりなんですよ。それくらいでいいんですよ」と大リーグの例も紹介しつつ、持論を展開した。

もちろんタレントとしての見せ場作りを忘れていたわけではなく「アグー(西武・山川)は呼びましたけどね」とニヤリ。そして最後にあらためて「佐々木君、いいデビュー。野球のおもしろさが伝わった」と怪物右腕の門出を祝った。

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