梅雨入りまだでも傘必要

　午前5時現在は北陸や東北北部を中心に雨雲が見られるが、この雨雲は昼前には東へ抜ける見込み。

　ただ、西からは別の雨雲が近づき、西日本では太平洋側ほど雨が降りやすくなりそうだ。奄美や九州南部など、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがある。これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあるため、引き続き土砂災害などに注意が必要となる。

　東日本でも夕方以降、雨の所が増え、東北は夜に再び雨雲がかかりそうだ。

　まだ梅雨入り発表のない所でも、梅雨のような天気となる見通し。

気温は高め　熱中症にも注意

　日中の最高気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、この時季としては高い所が多くなる。

　沖縄以外だと甲信や東海で特に高く、最高気温は甲府で30℃、名古屋や静岡などで28℃、岐阜で27℃の予想。

　湿度が高い日は、より熱中症になりやすくなるため、注意が必要となる。

　また、晴れる北海道でもきょうは気温が高く、旭川では24℃予想と6月おわり頃の暑さとなりそうだ。

（気象予報士・多胡安那）