世界混合ダブルスカーリング選手権初日(17日、英国・アバディーン)、日本代表の吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組は、1次リーグB組初戦でエストニアに3―10で敗れた。
日本は序盤から失点を重ね、第4エンド(E)終了時点で6点のリードを許す苦しい展開。第5Eに3点を返したが、第6、7Eに2点ずつ奪われ、突き放された。
試合後、松村は「初めての混合ダブルス世界選手権の独特な雰囲気でミスが増えてしまった」と悔しさをにじませながらも「明日は初心に立ち返って、幅とウエイトをしっかりと意識して、まずはショットメイクをするってところをしっかりやっていきたい」と巻き返しを誓った。
今大会は20チームが2組に分かれ、1回戦総当たりで対戦。開催国枠の中国を除く上位7か国に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠が与えられる。その上で9月の代表決定戦を制すると、吉田、松村組の北京五輪出場が決まる。