お騒がせユーチューバーの弟「メイウェザーをKOするパワーある」と不利説を一蹴

ユーチューバーと戦うメイウェザー

6月6日に米マイアミのハードロック・スタジアムで行われる、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(44)と〝お騒がせユーチューバー〟ローガン・ポール(26)のエキシビションマッチについて、ローガンの弟ジェイク(24=いずれも米国)が言及した。

ジェイクといえば試合に先駆けた公開記者会見で、メイウェザーの帽子を盗んで大乱闘のきっかけを作ったり、その騒ぎに便乗したタトゥー動画を配信するなど、あの手この手でメイウェザーを挑発。これにより日を追うごとに試合への注目度が高まるなど、盛り上げに一役買っている。

肝心の試合について、米メディア「ボクシングニュース24」によると、「ジェイクは、メイウェザー有利とされる下馬評について『メイウェザーが圧倒すると考えるのは間違いではないか。メイウェザーは兄を見くびっているだろうが、兄は体格的にも有利だしスピードがあって、KOするパワーもある』と(英メディア)『ザ・サン』に語った」と報じた。

同メディアはローガン(身長188センチ)とメイウェザー(同173センチ)は身長差15センチ、体重差も22キロあるため「クルーザー級のローガンは、44歳のメイウェザーよりもはるかに若く、大きく、そして強い。ジェイクはそのサイズとパワーでメイウェザーに多くの問題を与えることができると感じているようだ」と伝えている。

意外に真面目に戦評したジェイクだが、同メディアは先日、ジェイクが起こした乱闘騒ぎに対し「(ローガンの後に)年内に実現したいと考えているメイウェザーとの試合への関心を高めるためにやった」とし、ジェイクの〝企み〟を指摘している。

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