スリランカ人女性遺族、法相と面会 「映像見ずに帰れない」

名古屋出入国在留管理局の施設に収容され、今年3月に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)の遺族が18日、上川陽子法相と面会した。遺族側によると、上川法相は「心からお悔やみを申し上げる」と述べた。一方、出入国在留管理庁幹部からは、焦点となっている生前の監視カメラ映像について「見せられない」と伝えられたという。遺族は面会後、報道陣の取材に応じ「映像を見ずには帰国できない」と訴えた。

© 一般社団法人共同通信社