ジ軍・ディスクラファーニ好投 代打・秋山は空振り三振

【ジャイアンツ4-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ナ・リーグ最高勝率をマークしているジャイアンツがまたしてもロースコアの試合を制した。古巣・レッズを相手に先発したアンソニー・ディスクラファーニが7回6安打1失点の好投を見せ、打線はアレックス・ディッカーソンの4号3ランとブランドン・クロフォードの10号ソロで4得点。今季のジャイアンツは4得点以下の試合で15勝9敗(勝率.625)。他の29球団が同様の試合で負け越していることを考えると、驚異的な勝率である。

古巣・レッズを相手に初先発となったディスクラファーニは、1回裏先頭のジェシー・ウィンカーに8号ソロを浴びて先制を許したものの、2回裏無死1・2塁のピンチを3者三振で切り抜けるなど、その後は古巣に得点を与えないピッチングを展開。今季最多の107球で7イニングを投げ抜き、被安打6、奪三振7、与四球2、失点1という内容で今季4勝目(1敗、防御率2.03)をマークした。なお、ジャイアンツはロードゲームで15試合連続本塁打となり、球団記録を更新している。

レッズの秋山翔吾は5回裏一死走者なしの場面で先発投手のルイス・カスティーヨの代打として登場。カウント1-2と追い込まれたあと、ボールを2球見送ってフルカウントまで粘ったが、真ん中高めのシンカーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。1打数ノーヒットで今季の打率は.261、OPSは.552に下がっている。

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